【『恋人』関係の終わり】
12月も半ばを過ぎ、雪が街を覆う季節。私は生まれて初めて恋をした。職場の同期で真面目だが、どこか気弱な面がある人で、私的にはそんな彼が好きだった。彼は私には従順で、余程の無理を言わない限り、言うことを聞いてくれた。
何回かデートをするうちに、私は『彼を自分のものにしたい』と思うようになっていった。その感情は回数を追うごとに強くなっていった。
そしてある日、自宅でインターネットのサイトをみていると、ある宣伝バナーが目に入った。
今つきあっている彼氏を独り占め!手のひらファクトリー
何気なく見つけたバナーをついクリック。
私「あ!やば…………ん?」
飛んだリンク先は普通の企業のページで、あまりの飾り気がなく、いつもならすぐに消してしまうようなものだった。
私「……………ん〜」
しかし、なぜか私はこのサイトを熟読してしまった。
この企業はいわゆるなんでも屋で、配達、車の整備、家電の修理など可能なことは引き受けるようだ。その様々なサービスの中に、『物を縮小する』という項目があった。
私「なにこれおもしろそうw」
クリックした先にはいくつか画像があり、物質縮小技術の実演をした動画もあった。そして一番下に、『こんなものも小さくできます』と書いてあり、そこの画像にはなんと、手のひらサイズに縮小された男性が映っていた。これを見た瞬間、私の中でなにかが壊れた。
私「これ…す、すごい!」
私は何の躊躇もなく携帯を取り、書いてある番号にかけた。
電話「お電話ありがとうございます。木船興業です。」
私「あ、いまサイトを見て電話してるんですけど、縮小して欲しいものがあるんですが…」
電話「はい、それはものですか?人ですか?」
私「え…っと、人です…」
電話「かしこまりました。人の場合には担当者と直接あっていただく事になっております。詳しい事は担当者のほうから説明させていただきますが
よろしいですか?」
私「…はい、構いません…」
電話「それでは、面談会場などの詳しい日程を連絡させていただきますので、ご連絡先をお願いします。」
数日後、例の企業からメールがきた。面談の日程が決まったので来てほしいという内容だった。指定された日に異論はなかったので、返信して面談の日を待った。
そして当日。私は指定されたホテルの一室を訪ねた。そこにはスーツ姿の男性が一人いた。
男性「お待ちしておりました。私木船興業の物質縮小技術担当の田山と申します。どうぞこちらにお座りください。」
私「はい…」
田山と名乗る男性は、木船興業の縮小技術の説明を一通りした後、本題に入った。
田山「…と、ここまでが説明です。それではここに縮小したい方のお名前と住所を書いてください。後料金のほうは後日連絡という事でお願いします。身長によって変わってきますので。」
もう私に躊躇いはなかった。彼が私のものになればそれで良かった。
彼の情報を書き、田山に渡した。
田山「はい、ではこれで手続きは終わりです。2〜3日でご自宅にお届けできると思います。」
私「わかりました。待ってます!」
そして2日後…。木船興業から小包が届いた。10センチ四方の小さい箱で、包装に『取扱注意』と書いてあった。
私「来た来たw」
包装をはがし、箱を開けた。
私「きゃ!う、うそっ!」
箱の中にいたのは彼本人だった。恐怖からか体が震えていた。
私「健太?健太なの!?」
箱の中の小人は首を縦に振った。
健太「ミキ!たすけてくれ!」
その小さく力無い言葉を聞くと、なにか体がぞくぞくし、頭の中は『この小さな生き物をめちゃくちゃにしたい』という考えでいっぱいになった。
私「たすけろだってぇ…?誰に向かって言ってんのぉ…?」
健太「そ…そんな…!俺たち恋人同士だろ?たすけてくれよ!」
私「恋人?笑わせないでよw今のお前は虫けらでしょう?」
私は彼をわしづかみにして、顔の前に持っていった。彼は手から逃げようともがいており、かわいい手足の動くのが伝わってきた。
私「じっくりいたぶってあげるわよ、健太ぁ。覚悟はいいかしらぁ?」
健太「やめて…たすけて…」
彼はもう泣きそうな顔をしていた。私は彼を木の板に輪ゴムで磔にした。
私「さぁ健太。いっぱい苦しんでねw」
中指と親指で輪を作り、彼の腹部にデコピンをしてやった。
私「えいっw」
健太「ぐええええ!ごほっ!ごほっ!」
私「あはは!なによw、軽くはじいただけじゃないw大げさ〜w」
健太「げほっ!じ、冗談じゃない…」
この時私はあることに気づいた。
私「あらぁ?ちょっとぉ…これはどういう事なのぉ…?」
彼は口では嫌がっているものの、陰茎はガチガチに勃起していたのだ。
私「はっは〜…。健太ってドMなのね〜…んっふふふ…」
健太「ち…違う!」
私「隠さなくたっていいのよ。あたしはドSなんだから…ふふふ…」
この時すでに、私の理性は無いに等しかった。『この虫けらをどうやって苦しめるか』ということしか頭になかった。
彼を板から解放し床に置いて、私は立ち上がった。彼を見下ろすと、自分が高層ビルの屋上にいるような錯覚を覚えた。
私「ふふふ…ほんとにちっちゃくなっちゃったね健太。かわいい…踏み潰したいくらい!」
健太「!!!」
バンッ!!!!
彼の数センチ横に足を思いきり下ろしてやった。彼は思わず体をよじって横に倒れた。腰が抜けているのか、逃げなかった。
私「あはは!芋虫みたいだよ健太ぁ!ほ〜らほら、踏み潰しちゃうよぉw」
私はかかとをつけたままつま先を上げ、彼をいつでも踏みつぶせるようにして、恐怖心をあおった。
バン!
ついに私は元恋人にを踏みつけた。そしてその足で彼が仰向けになるように転がした。
私「ふふふ…どう?マゾの虫けらちゃん。このまま踏み潰しちゃおうか?」
健太「やめてくれぇ…苦しいぃ…」
私はそのまましゃがんで彼の顔を見ながらゆっくり足に体重をかけていった。
健太「待って…ぐるじい…ぐええええ!」
私「あっははははは!いいわよぉ!その声!ぺちゃんこにしてあげるわ!」
健太「ぐええええ!だずげでぇぇぇぇ!」
私はどんどん体重をかけていき、あと一息で潰れるというところで足をどけた。
健太「ゼェ…ゼェ…ゼェ…」
私は彼を掴み上げると、彼の顔の前で人差し指をちらつかせた。
私「ふふふ…ほぉら、今からこの指で何をされるかわかる?」
健太「??」
私「あんたのちんけな脳みそじゃわかんないかしら?こうしてやるのよ!」
私は彼の太ももくらいの太さの指を、彼の肛門に突き刺した。肛門括約筋がメリメリと音を立て、裂けんばかりに広がった。第2関節までねじ込んで止めた。
健太「うっぎゃああああああ!」
私「あははははは!これからおまえの汚い内臓を捻りまわしてやるわ!」
指をゆっくりと回し彼の胃や腸をかき回した。彼の小腸や大腸が指に巻きつく感覚がなんともいえなかった。
健太「いだいいいい!!!!裂ける!!!じぬううううう!!!」
彼は狂ったように叫びまわし、体をよじって悶えた。しばらく彼の絶叫を楽しんで指を引き抜いた。
グボォ
健太「ひぃ…ひぃ…」
私「んふふふ。たまんないわw」
すると彼は口をパクつかせて何かを言おうとしていた。
私「え?なんか言いたいの?」
私は耳を近づけた。
健太「こ、殺して・・・」
私「ふふふ・・・そう、殺してほしいのねぇ・・・」
彼を顔の前に持っていき、死の宣告をした。
私「わかったわ。そんなに死にたいんなら殺してあげる。でもね・・・。すぐ楽になんかしてあげないわ。最後の最後まで苦しんでもらうわ。」
健太「う・・・うう・・・」
私「ふん。もう言葉も出ないようね。最後はお前を食べてやるわ!噛み潰したりしないで、丸呑みにして、
ゆっくり生きたまま胃液で溶かしてあげる。どう?素敵でしょう?」
私は彼を口に放り込み、飴玉のようになめ転がした。彼の力の抜けた体が、口内のあちこちに触れる感触をゆっくり楽しんだ。そして鏡の前で口を開き、唾液まみれになった彼を観察した。
私「(ふふふ、いい格好ね健太。さ・よ・な・ら)」
口を閉じ、彼の体をゆっくりのどへと運んでいった。もう抵抗すらしない彼、しかし彼の体温からまだ生きていることはわかった。
ゴックン・・・
唾液とともに彼を飲み込んだ。のどを下っていく彼の感触はなんともいえないものがあった。
私「ふぅ・・・おいしかった。さぁ、ドロドロに溶けて私の一部になりなさい。」
時々、胃の辺りで何かが動いている感覚があった。おそらく彼が最後の力を振り絞って、胃の中を這い回っているのだろう。しかし人間の体は残酷で、胃に入ったモノは容赦なく強力な胃酸の海で消化される運命をたどるのだ。
1時間後。急に胃の壁をたたくような感覚があった。消化が始まり、彼の体が胃液に浸っているのだろう。そのうち全身が溶けはじめ、指でこじ開けた肛門からは大量の胃液が進入し、地獄のような苦しみを味わうことになるだろう。
しばらくすると彼の応答は一切なくなった。完全に消化され、骨だけになったのかもしれない。私はお腹を優しくさすりながら、彼にお礼を言った。
私「健太・・・いままで楽しかったよ・・・それにとってもおいしかった。ありがとう、健太。」
翌朝、便の中に白く小さいモノがいくつか見えていた・・・