短編のつもりの『好物』ですが、シリーズ化の要望がありましたのでシリーズ化いたします。

好物


  男「いやだあああ!たすけてえええぇぇぇぇぇ・・・・・

あむっ
ゴクリ


  女「うふふ・・・おいしかった。

あら、ごめんなさい。自己紹介がまだだったわね。
私は直子、24歳よ。

今何してたかって?うふふ・・・小人を食ってたの。びっくりしたかしら?
私の趣味は、街で見つけたおいしそうな人間をこの縮小銃で小さくして食べることなの。
多いときは1日に10〜20人くらい食べるときもあるわ。

何で食べるのかって・・・、おいしいからに決まってるじゃない。
それに食べられる小人って最高に面白いのよ。

泣いたり、叫んだり、懇願したり、暴れたり・・・・

特別に今まで食べたやつの話を聞かせてあげる。


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*0 縮小銃

 小人の話をする前に縮小銃について教えてあげる。
 この銃は私が独自に作ったものなの。もちろん世界にひとつしかないわ。この銃で撃たれちゃった人間はみるみるうちに縮んでしまうの。最初は5cmまで縮むように設定してあるんだけど、気分によってはエネルギーを調節してもっと小さくしてやることもできるわ。そうねぇ、今までで一番小さくしたのは1cmだったかしらねぇ・・・。この銃はいつもかばんに入れて持ち歩いてるわ。そしておいしそうな人を見つけたらこいつで打ってやるの。
 ちなみに私の好みの年齢は10〜20くらいまでの元気のいいやつよ。やっぱり食べちゃう前に暴れてもらわないと面白くないもの。


*1 義男の場合

 仕事の帰りに一人の小学生の男の子を見つけたの。ちょっとぽっちゃりでおいしそうだったわ。しばらくつけて行って人気のないところを見計らって打ってやったわ。

  男の子「??

  直子「うふふ。何が起こったかわかんないでしょう?上を見なさい。

  男の子「上?う、うああああああ!!!!

私はすかさずこの子を拾い上げたの。

  男の子「離せえ!

  直子「うふふ、静かにしなさい。さもないと・・・

掴んだ手にゆっくり力を入れてやったの。

  男の子「かっは・・・く、くるしい・・・・。たすけて・・・静かにするから・・・

  直子「ふふ、家に帰るまでポケットの中に入っててね。

ポケットの中に男の子を入れて私は家に帰った。

  直子「さてと、名前を聞いてなかったわね。なんていうの?下の名前でいいわよ。

  男の子「・・・・

  直子「あら、何も言わない気?握りつぶしちゃおうか?

  男の子「ひっ!待って!よ、義男ですぅ!

  直子「義男君ね。今からどうなるかわかるかな?

  義男「・・・わかんない・・・。

  直子「ふふふ、義男君はねぇ、私に食べられちゃうんだよ。」  

  義男「え、え?

私は義男君を顔の前に持っていった。

  直子「どんな食べ方をされたい?生きたまま丸呑みにされたい?それとも歯でぐちゃぐちゃに噛み潰しちゃおうかしら?

すると義男君が急に暴れだしたの。

  義男「い、いやだ!食べられたくない!はなせぇ!

  直子「あ〜ら、元気がいいわねぇ。残念だけど嫌がったって食べちゃうわよ。

  義男「やめろぉ!!

  直子「うふふ、しょうがないわねぇ・・・。お前のような元気のいいやつは丸呑みにしてやるに限るわね。

  義男「ほ、ほんとに食べる気なの!?

  直子「当たり前じゃない。お前たち小人は私の大好物なんだから!見てるだけでよだれが出てきちゃうわ。

私は義男君の右足をつまんで私の頭の上まで持っていってやったの。そして・・・

  直子「そろそろ食べちゃうけど何か言い残すことはないかしら?

  義男「やめてよぉ!食べないでよぉ!!

義男君は必死に訴えてたけど、容赦なく指を離して口の中に落としてやったわ。

  義男「うわあああああああああ!!いやだああああああ!!!

  直子「あむっ

義男君は口の中で私の歯の裏をたたきながら叫んでたわね。

  義男「たすけて!!ここから出してよぉ!!

叫び声はよく聞こえたわ。でも私はそんな義男君を飴玉のようになめ転がしてやったの。

  義男「やめてぇ!気もち悪いよぉ!
  
  直子「(んふふ・・・、おいしい。)」

元気な義男君は口の中で暴れまわってたわ。しばらくなめ転がして元気のいいうちに飲んでやったの。

  直子「ごっくん

  義男「いやだあああああああぁぁぁぁぁぁ・・・・

このときののど越しは最高だった。のどがぴくぴくして義男君がのどを落ちていくのがよくわかったわ。

  直子「ふぅ、おいしかった。

しばらくしたらお腹からかすかに叫び声が聞こえてきたの。

  義男「痛いいいいい!!!と、溶けるううううう!!!

  直子「ふふふ・・・そうよ、あたしの胃液に溶かされるのよ。痛いでしょう?なんたって生きたまま溶かされるんだからね。

  直子「・・・、聞こえなくなったわ。どうやら完全に溶けちゃったようね。安心しなさい、あなたは私の栄養なって私の役に立てるんだから

                                             

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