新任の先生

 9月1日、今日は学校に新任の先生が来るらしい。生徒たちの会話は朝からそのことでもちきりだ。

 佐々木「なぁ、今日から来るセンセどんな人かな。女らしいぜ?美人ならいいな〜
  山本「案外ババァだったりしてw
 佐々木「大学出たてらしいからそれはないだろw

 佐々木と山本はこの中学校で一番のやんちゃで、いつも担任を怒らせる問題児だった。今回来る先生はこの二人がいる2年4組の担任としてきたのだ。
 8時30分、「朝の会」が始まる時間に3組の担任の大牟田先生が教室に入ってきた。

ガラガラ

 委員長「起立!

ガタガタガタ・・・

 委員長「気をつけ!礼!
 全員「おはようございます!
 委員長「着席!

 大牟田先生はいわゆる体育系の教師で、何か気に入らないことがあると大声で怒鳴る先生だった。だから、この先生の担当の数学の授業ではみんなピリピリして授業を受けていた。2日前も、この先生の授業の教科書を忘れた生徒がいて、全員の目の前で怒鳴られたばかりだった。

 大牟田「おはよう。今日はみんな知ってのとおり新任の先生が来られる。新任の先生だからといってナめてかからんように!いいな?」
  全員「はい!

 ここまで話すと、大牟田先生はドアを開けた。
 
 大牟田「それでは鈴木先生、後はよろしくお願いします」
  鈴木「はい、わかりました

 先生が入ってきた。それと同時にみんな同じ反応を示した。

  全員「おぉ〜・・・
  鈴木「ちょwみんなどうしたの?w

 教室に入ってきたのは、細身の体にスラッとして長い足、整った顔。ファッションモデルかアイドルをやっているほうが似合っているような女性だった。

  鈴木「今日からこのクラスの担任をすることになりました。鈴木亜紀です。よろしくね
  
 全員水を打ったように静まり返った。

  鈴木「みんな緊張してるのかな?何か質問ある人〜

 これを合図にみんないっせいに質問し始めた。

  鈴木「いっせいに質問されたら答え切れないよ〜wじゃぁ真ん中の・・・木部君
  木部「あ、はい!えっと、先生はどこの大学を出たんですか?
  鈴木「鳳凰学院大よ
  木部「すげぇw

 鳳凰学院大はこの中学校と同じ山野県にある私立大学で、教育学部のある私大としてはトップレベルの大学だ。

  鈴木「じゃぁ次は窓側の・・・

キーンコーンカーンコーン・・・

  鈴木「あら、時間みたいね。じゃあ質問したい人は休み時間ね
 委員長「起立!気をつけ!礼!

 鈴木先生が教室から出て、職員室に着くまで、生徒が取り巻きのように先生を囲って話をしていた。鈴木先生もまた数学担当で、今日は3時間目に4組で授業がある。
 その日の昼休み、例の問題児2人が話をしていた。

  佐々木「きれいな人だな〜あのセンセ・・・
   山本「だよな〜・・・なあなあ、なんとかあのセンセと話せないかな
  佐々木「今は人多いから、行くんだったら放課後だろ
   山本「だな〜・・・なにかいい方法ないかな〜・・・

 山本は鈴木先生に惚れてしまった。
 そして3時間目、待望の鈴木先生の授業が始まった。

  鈴木「今日は教科書84ページの連立方程式からね。みんな予習してきた?
 
 予習・・・この学校では、授業の開始時に先生が予習したノートを見て回るという習慣があった。

  佐々木「やっべ・・・やってねぇや・・・
   山本「おれも・・・どうしよう・・・

 この二人は予習をしない常習犯だった。しばらくして先生が回ってきた。

    鈴木「あれ?ノートは?
  佐々木「・・・忘れました・・・
    山本「・・・ごめんなさい・・・僕も・・・
    鈴木「ちょっとぉ・・・どういうこと?
  佐々木・山本「すいませ〜ん・・・
 
 先生は不機嫌そうな顔をして次の人のノートを見ていった。
 そして授業開始。先生の授業は非常にわかりやすく、みんな熱心にノートを取っていた。例の2人を除いては・・・

キーンコーンカーンコーン

 鈴木「それでは今日はここまでね。次の授業は第3章をやるから予習してきてね
 全員「は〜い
 鈴木「あ、あと佐々木君と山本君、放課後職員室に来るように

 5時間目が終わって掃除時間、2人は少しへこんでいた。
 
 佐々木「あ〜あ・・・予習してくるんだったなぁ〜
   山本「まったくだ、嫌われちゃったかなぁ
 佐々木「でも、新人だし、何とかなるさ
   山本「だといいけどな・・・

 放課後・・・

ガラガラ・・・

  2人「失礼しま〜す・・・
 鈴木「あ、来たわね。こっちの部屋に入りなさい
 
 2人は応接室のような部屋に連れて行かれた。その部屋には窓はなく、電気をつけない限り何も見えない暗室のような部屋だった。先生は電気をつけ、この部屋で待機するように言った。

 佐々木「何言われるんだろ
   山本「いつもと同じだろ
 佐々木「だといいけど、いつもはこんなとこに入らなかったじゃないか
   山本「怒るのがはずかしいんだよ、きっと・・・
 佐々木「まさか・・・

 そんな話をしていると先生が入ってきた。手には2つティーカップを持っていた。

 鈴木「さて・・と、これでも飲んで。別に怒るために呼んだわけじゃないの。何で予習しないのかな?
 
 2人はこれを聞いて安心した。怒鳴られるわけでも、嫌われたようでもなさそうだ。2人ともティーカップに手を伸ばし、1口飲んでテーブルに返した。

 佐々木「えっと・・・勉強の仕方がわかんないって言うか・・なんていうか・・なぁ?
   山本「そうなんです・・・あ、あれ?

 急に視界がゆがみ、2人ともその場に倒れてしまった。
 どのくらい時間がたっただろうか・・・2人は真っ暗な場所で目を覚ました。

 佐々木「うわ・・・ここどこだ?おぉ〜い、ヤマッチ〜?どこだ〜
   山本「いるよ〜真っ暗でなんもみえない〜

 すると、この声に反応したかのように上からまぶしい光が入ってきた。

 2人「うわ!!まぶし!!!!

 しばらく視界が奪われ、何も見えなかったが、だんだん見えるようになると、2人は周りを見渡した。そこはさっきまでいた部屋とは違い、茶色の・・・そう、ダンボールの箱の中のようだった。そして上を見上げると、信じられない光景が広がっていた。上からは巨大な鈴木先生のが、ニヤニヤしながら2人を見ていたのだ。

 2人「うああああああ!!!!

 2人は互いに抱き合ってガタガタ震えていた。

 鈴木「あっはは!2人とも何全裸で抱き合ってんのw?キモ〜イwww

 これを聞いてはじめて2人とも裸であることに気づいた。

   鈴木「ようこそ私の家へ。生きては帰さないわ、覚悟しなさい
 佐々木「そ、そんなバカな・・・

 先生は片手に1人ずつ摘み上げて顔の高さまで持ち上げた。そこには憧れの鈴木先生の顔が視界いっぱいにあった。当たり前のことだが、デジタル放送の映像よりリアルで、きれいは薄肌色のお餅のような肌だった。うっすら生えている産毛までしっかり見ることが出来た。

   鈴木「今のあなたたちの大きさは3cmよ、気分はいかがかしら?
 佐々木「なんで・・・こんな・・・
   山本「あぁ・・き、きれいだ・・・

 山本の陰部は興奮を抑えきれずに勃起していた。

  鈴木「あらぁ?山本君・・・これはどういうことなのかしら?

 先生は山本の陰部を佐々木を掴んでいる手の人差し指と親指で摘んだ。
  
  鈴木「私を見て興奮したわけ?こんなエッチな生徒はきつ〜い指導がいるわね〜
  山本「あ、あぁ・・・

 すると先生は山本の陰部を摘んだまま、山本を掴んでいた手を離し宙吊りにした。男性で一番痛みに敏感な部分を持たれ、それを千切れそうなくらい引っ張られているのだ。山本の口からは人間とは思えないほどの大声が発せられた。

  山本「ぎゃあああああああ!!!!いだい!!!!千切れるうううううう!!!
  鈴木「あっははは!!!みっともな〜い!!!
  山本「痛いいい!はなしてぇえええ!!!
  鈴木「離していいのぉ?地面にまっさかさまよぉ?死んじゃうわよぉw?
  山本「いやだああああ!!!
  
 佐々木はこの光景を至近距離で見ているのだ。恐怖のあまり失禁してしまった。

    鈴木「ちょっと!佐々木君!何お漏らしなんかしてんのよ!!
  佐々木「ご、ご、ごめんなさいぃぃぃ!!
    鈴木「気が変わったわ。佐々木君、あなたから殺してあげるわ!

 山本を手に降ろし、逃げないようにセロハンテープで鉛筆立てに貼り付けた。

    鈴木「ふふふ。今から目の前であなたのお友達を処刑するから見てなさい
    山本「あ、あ・・・
  佐々木「助けて・・たすけてええええ!!

 先生は佐々木を握った手を山本の目の前に持っていった。

    鈴木「今からお友達を握りつぶしちゃいま〜すw!
  佐々木「そ、そんな!たすけて!!!
    鈴木「大丈夫よ、佐々木君。すぐには死なないわ。ゆっくり全身の骨を砕いてから潰してあげるから
  佐々木「たすけてええええ!!!

 佐々木を握った手に徐々に力が加えられていった。必死に抵抗してみるが、わずか3cmの体ではびくともしない。しばらくすると全身の関節がきしんで音がし始めた。

ミシミシ・・・・

  佐々木「ぐあああああ・・・・・
    鈴木「ほぁら、骨がきしんでるわよぉ・・・気持ちいいでしょう?うふふ・・・

 そしてさらに力は強くなっていき、力に耐えられなくなった肋骨が折れ始めた。

パキパキパキ・・・

  佐々木「ぎゃああああああ!!!!
    鈴木「折れ始めたようねwあばらかしらw?まだまだ、これからよ!

グギグギ・・・バギバギィ!!

 そしてクライマックス。大腿骨などの太い骨が砕け始めた。もう佐々木には叫ぶ力は残されていなかった。

    鈴木「あら?もうおしまいなの?つまんな〜い
  佐々木「・・・うう・・・
    鈴木「仕方ないなぁ・・・殺しちゃお
 
 先生は思いっきり力を入れた。すると、『ぐちゃ』という鈍い音がして、佐々木を握った手の指の間からは真っ赤な血がにじみ出てきた。それでも飽きずに、指を動かして佐々木の肉を握りつぶした。指が動くたびに、ニチャニチャと気味悪い音が聞こえてきた。
 先生は佐々木の死体を捨てて、手を洗うと、すぐに戻ってきた。

  鈴木「んふふ。さぁて、次はあなたの番よ、山本君w
  山本「ひ、ひぃいいい!!

 山本を鉛筆立てからはがすと、顔の前まで持っていった。

  鈴木「山本君さぁ、さっきおチンチン立ててたよねぇ・・・
  山本「は・・はい・・・
  鈴木「私のことが好きなの?
  山本「は、はい!好きになっちゃいました!!
  鈴木「そうなんだ!うれしぃ〜、私も山本君が大好きだよw!

 山本はとてもうれしかった。大好きな先生から、『大好き』といわれたのだから。しかしその感情はすぐにぶち壊されることになった。

  鈴木「だから、山本君を食べてあげるねw
  山本「え?ええ!?
  鈴木「大好きな私の栄養になれるんだよ?うれしいでしょうw?
  山本「い・・・
  鈴木「ん?なに?」 
  山本「いやだああああ!!!!

 この言葉で鈴木は豹変した。

  鈴木「あっそう・・・いやなんだ。黙って食べられれば丸呑みにして、少しでも長く生かしてあげようと思ったのに・・・
  山本「た、たすけて・・・・
  鈴木「むかついたから、口の中でグッチャグチャに噛み潰してあげるわ
 
 先生は山本の頭をつまみ、頭上に持ち上げ、山本の下でゆっくりと口を大きく開けた。ヌルついた唾液で潤った口内、その口内に数本引いている唾液の糸、理想の放物線を描く岩石のような美しく白い歯、巨大な生き物のようなピンク色の舌・・・口の中にあるすべての物が山本の恐怖心を掻き立てた。

  山本「いやだああああああ!!!!たすけてえええええ!!!!!
  鈴木「バイバイ。オバカなおちびちゃん

 つかんでいる指の力がなくなり、山本は口の中にまっさかさまに落下していった。唾液でぬれた下の上に落ちた瞬間、口は轟音とともに閉じられた。

バックーン
 
 山本は必死に脱出しようともがいたが、すぐに巨大な舌と上顎に挟まれて動けなくなってしまった。それからまもなく、山本は自分の体が横に移動していることに気づいた。このままいくと奥歯まで運ばれてしまう。山本はがむしゃらに暴れたが、やわらかい舌は攻撃を吸収するだけで、まったく効果がなかった。だんだん奥歯が近づいてくる・・・山本はだんだん正気を失っていった。そして体が奥歯に当たったとき、山本の恐怖は絶頂に達した。

  山本「たすけてえええええ!!!!

 力の限り叫んだ。しかし先生の頬の外に声が漏れることはなかった。

  鈴木「(うふふ、そんなに叫ばなくたって聞こえてるわよ、や・ま・も・と君w いま噛み潰してあげるからね)」

 奥歯が上下に開き、山本の体は舌に押されて奥歯に乗せられた。処刑が始まる。山本は最後の力で上顎を両手で支えて抵抗しようとした。しかしだんだん強くなる力と、歯が唾液でヌルついているため手がすべり、すぐに上下の歯に挟まれてしまった。
 力はさらに強くなり、歯はどんどん体にめり込み押し潰していく。そして、ついに・・・

グチャ・・・モグモグ、ゴリゴリ・・・

 山本の体は噛み潰され、先生の顎が動くたびにすり潰され、人間から肉の塊へと姿を変えていった。

ゴクリ・・・

 先生は原型をとどめなくなるまで噛み潰し、胃袋に収めてしまった。

 鈴木「おいしかった。教室で一目見たときから、食べたいと思っちゃったのよね〜。いいきっかけが出来たわw

翌日、鈴木先生は次の犠牲者を見つけるために、機会を狙って学校生活を送るのであった・・・
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