沢有太一はいつものように川手線に乗り、列車内を徘徊していた。実はこの男、痴漢の痴漢の常習犯である。
時間は夜8:00。ちょうど仕事も終わり、家路に着くOLが多い時間帯である。太一はこの時間を狙って電車に乗り込むのだ。
太一「くっくっく・・・。今日はどいつのを触ってやろうか・・・」
しばらくターゲットを探していると、太一の目に同じ車両に乗っているある女性が映った。
その女性は今時にしては背が高く8頭身でかなりの美人だった。
太一「今日の獲物はあいつの決めた!」
太一は人ごみを掻き分け、ばれないように女性の後ろについた。そして慣れた手つきでお尻に手を伸ばし、触り始めた。
女性「!!!」
太一「(くくく・・・どうだ?声が出ないだろう?・・・いい気味だ)」
そのときだった。太一の目の前が真っ暗になったのだ。停電?事故?太一にはまったく状況が理解できなかった。
太一「な、なんだ?何が起こったんだ?」
耳をすましてみるとなにやら物音が聞こえてきた。
コツ・・・コツ・・・
太一「・・・?足音?」
ギィイイイイ・・・・バタン! ガチャッ!
太一「なんだ?ドア・・・が閉まったのか?」
最後の音がした直後、太一は全身を締め付けられるような感覚に襲われた。
それは小さい寝袋に入ってチャックを閉めたような感じだった。
生暖かく、少し湿った感じもあった。少しするとどこからともなく光が差し込んできた。
太一「うぅ!まぶしい・・・!」
しばらく暗闇にいたせいで目が慣れるまでに時間がかかった。
だんだん辺りが見え始め、見回すと、太一は肌色のやわらかい地面に座っていた。
太一「なんだここは・・・?」
上を見上げたとき、太一の血の気が引いた。そこには10mはあろうかという女性の顔があり、太一を見ていたのだ。
太一「ひぃいいいいいいいい!!!」
女性はにやりと微笑して話しかけてきた。
女性「さっきはよくもお尻を触ってくれたわねぇ・・・」
太一「え・・・?」
よく見るとこの女性はターゲットにした女性だった。太一はこの女性の手のひらに座っていたのだ。
女性「どうしてやろうかしら・・・この中に放り込んでやろうかしら?」
女性は右手で太一を摘み上げると、地面になっていた左手をゆっくりどけた。すると太一の下に巨大な水洗トイレが現れた。
女性「ふふふ・・・お前はトイレに流されて汚水におぼれて死ぬのよ」
太一「うああああ!!!やめてくれええええ!」
すると太一をつかんでいた指の力がなくなり自由落下を始めた。
太一「いやだああああああああ!!!」
トイレに落ちる直前で、女性は太一をつかんだ
太一「ひっ・・・ひっ・・・」
女性は太一を顔の前に持っていった。
女性「ふふふ・・・こんな殺し方で私の気持ちが晴れるわけないでしょう?」
太一「殺・・・す・・・?」
女性「当たり前じゃない!あんなことをするやつなんか生かしておける訳ないでしょ。死んでもらうわ!」
太一「そ・・・そんな・・・」
女性「どうやって殺しちゃおうかしら・・・」
太一はどうにかして逃げたかったが、ここは地上約150cm。太一にしてみれば70mくらいの高さである。落ちたらひとたまりもない。
そうこうしている内に、女性が話しかけてきた。どうやら処刑方法が決まったようである。
女性「決めたわ。お前を食べてやるわ」
太一「な、何だって!!?」
女性「あら聞こえなかったの?食・べ・て・や・るって言ったのよ」
太一「そんな・・・ばかな・・・」
女性「ふふふ。心配しなくていいわよ。少し味わったら一思いに噛み潰してあげるから」
太一は女性の幅3mはある口の前に持っていかれた。
そして女性は太一の恐怖心をあおるように、太一の顔の前でゆっくり口を開いた。
太一「た、たすけてくれぇ・・・」
口の中には唾液が何本も糸を引いており、ヌルついた舌は赤い怪物のようにぴちゃぴちゃと音を鳴らしてうごめいていた。
上下には真っ白な巨大な歯がきれいに放物線を描いて並んでいた。
口が完全に開ききった瞬間、太一はこの赤い洞窟に放り込まれた。
バックーン!!!!
勢いよく上下の歯が閉まり再び太一を暗闇に閉じ込めた。口内には唾液の臭いが充満していた。
まもなくヌルヌルした唾液まみれの床がせり上がり、太一を上顎で挟んだ。
舌は太一をまるで飴玉を転がすようになめまわした。粘ついた唾液が太一の体を多い尽くすまでには時間を要さなかった。
5分位太一を味わうと、女性は太一を手の上に吐き出した。
びちゃっ
太一「はぁ・・・はぁ・・・」
女性「さぁて、そろそろ噛み潰してやるわ。覚悟しなさい!」
太一を再び口に放り込むと舌で器用に奥歯の上に乗せた。もう太一には逃げる気力は残っていなかった。
上から岩のような歯が降りてきて太一を挟んだ。太一は抵抗してみたがびくともしなかった。
女性は一気に噛み潰すことはしなかった。太一の苦痛を楽しむかのようにゆっくりと力を入れていった。
ミシミシ・・・
全身の骨がきしみ悲鳴を上げた。あまりの苦しさに太一は思わずうめき声を上げた。
太一「ぐあああああ・・・・・くるしいぃ・・・」
しばらくすると圧力に耐えられず肋骨が折れ始めた。
バキバキィ
太一「ぎやあああああああ!!!!」
女性「(ふふふ・・・叫んでる叫んでる。これでこそ気が晴れるってもんだわ)」
そしてついにそのときは来た。
ぐちゃあ!
太一はついにぺしゃんこに噛み潰されてしまった。しかし女性はまだ満足してはいなかった。
女性「(ふふふ・・・もっと噛み潰してミンチにしてやるわ)」
ぐっちゃぐっちゃぐっちゃ・・・・・
ごっくん
女性「痴漢なんてするからこんな目にあうのよ!いいざまだわ。あ〜すっきりした」
ミンチにされ、飲み込まれた太一は女性の胃の中でじっくりと溶かされ、栄養分を吸収されるのであった。
ーーー完ーーー